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早慶戦 戦評

2011/05/31

今にも雨が降り出しそうな曇り空の中開催された第19回早慶ラクロス定期戦。
長く好敵手として切磋琢磨してきた早稲田大学が相手というだけではなく、今期初の公式戦という慶應にとって非常に大きな意味をもった重要な試合である。
絶対に勝たなければいけない一戦で、アップする選手からも気迫が伝わってくる。
独特な緊張感に包まれ、試合開始のホイッスルが鳴る。
序盤から攻めていきたい慶應だがドローを取りきれずに早稲田ペースに。
前半2分、自陣ゴール前でのファールからフリーシュートを与えてしまい、絶対に取りたかった先制点を逆に相手に奪われてしまう。
その後もクリアミスなどから失点を重ね、前半の半分がすぎて得点は0-3と早稲田のリード。
直後のドローを#8谷北が素早い飛び出しでマイボールにすると徐々に慶應の攻撃の時間が増えていく。
15分、#10戸花がするどいカットから1点を返すもその後は両チーム譲らず1-3で前半を折り返す。
軽く雨がぱらつく中後半開始。前半終了時のいい流れのまま慶応が果敢に攻め立てる。
セットAT中のダウンボールをきっちり拾えるようになってくると#10戸花らAT陣を中心に一気に3得点を挙げて勝ち越しに成功する。
その後同点に追いつかれるもゴーリー#86中曽根がフリーシュートを止めると、ブレイクから#87佐藤がシュートを決めきりもう一度早稲田を突き放す。
試合終了が近づき早稲田の攻撃も激しさを増すがDF陣がしっかりと守りきり、6-5で勝利を収めた。
試合の入りに課題を残すもこの大事な試合で勝つことができたのは大きい。
この経験を今後のリーグ戦に繋げていきたい。 OG・保護者のみなさま、応援ありがとうございました。

2年 矢野佳夏恵

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